2019年 08月 13日
結構深刻な話 |
宴たけなわなころにノンキーの6月の里帰りの話になった。
義母の墓参りからブルックリン地区にある大きなユダヤ人専用の墓地の話になり...
そしてみんな年齢がまあ、それなりに高齢といってもいい年になっているので
(私たちが一番年上)死んだらどこに埋まりたいかなんて。
パーティの席での話題じゃないよね。
で、ワタシが、死んだあとは分からないのだから,アイドントケアーなのよ、といった。
それに対してノンキーが反論。
ドントケアーというのは無責任だ。あと始末をする家族の事を考えたら
そんなことは言えないはずだ。こちらで葬式するには最低でも1万ドル以上いるんだぞ。
ワタシは死んだあとのことを言ったのであって
それと家族が迷惑をうけないようにするかしないかの問題は別だと考えている。
お金は最低限の始末ができるように用意しても
彼らが墓地ではなく海に灰をまいたって
アイドントケアーという意味で言ったのだった。
死んで迷惑をかけないは自明なこと。
日ごろから話しているじゃないか。とムカッと来た。
死んでも魂が残って宇宙をさまようにしろ
人間界みたいな天国でさまようにしろ
この現在との意識の連結がなくなるなら無いのと同じ、というのが私の考えなので
古い肉体は木や花や魚のしばしの栄養になってくれれば
生きたというゴールに達するのでは。
これが命の輪廻なのだと...
で、それまでのこの命はよりよく生きて良い生の記憶を持つこと。
(ああーここで、だからよい時代に生きねば、と思う)
こういうすべては日ごろからちびちびとでも話し合っているはずなのに。
ボクハモウジブンノハカヲキメテアル コノヒトニハハナシテイナイノダケレド。だと。
なんで友人たちより先にわたしに話さないのだ!
田舎の島の一つに島全体で管理している大きな墓地があるのだそうだ。
誰でもそこに墓が作れて管理してもらえるのだそうだ。
お墓の島?
義母といろいろ話してそんな気になったのだろう。
遠い離れ島のお墓の島?
そこに遠くに住む家族が粛々と骨壺なんかを持って埋めに行くの?
その夜はこんなあんなで少しのみ過ぎて翌日はむかっ腹が収まらず...
ノンキーとは口も利かず(いずれ話し合わねば...とは思ったけれど)
心癒すものを求めて庭をさまよい...
ア~年を取ることは日常ではあまり意識はしないで
動き回っているけれど避けられない現実なのだ、と今更ながらに自覚した次第。
昨夜は少し話し合ったけれど今更お互いの意識の違いを言い立ててもねぇ...
大筋ではよく似た夫婦なのですがねえ...
by okanouegurasi
| 2019-08-13 23:19